こんにちは M3所感

はてブロというやつ、やり方がイマイチわからないのですが、勉強しながら頑張ります。

 

 早速こないだのM3の所感やけど、結論から言うと、総じてなんかピュアさを感じるイベントでよかった。作り手にも聴き手にもそれを感じまして。

 

 作り手にはそれぞれに制作の初期衝動があると思うんですが、そういうものって創作が洗練されて行くにつれて、メジャー感みたいなものにお化粧されて作品からは見えにくくなることも多いと思っていて。これは決して悪いことじゃなくて当然そうなるべきな部分もあるんですけど、自分のための音楽から聴き手を意識した音楽になるというか、大阪ぽく言ってしまえばシュッとすると思うんですね(すごい乱暴な表現やけど)。そんな中で、M3では「俺はこれがやりたいんや」という感じのピュアさが滲み出ているCDが多く、(有志の集団としての)同人らしさをめちゃくちゃ感じて嬉しくなりました。

 姉妹でやってるDTMデュオ?みたいなのとかインターネットでも出てこんやろみたいなレアグルーヴもあり、しかもその作者が見えるところにいるみたいなやばさもあり。

 そもそも、普段インターネット主軸で活動していると創作物の作者の顔は基本的に見えないのが普通なので、直接作者本人と顔を合わせてやりとりするのは自分にとっては新鮮な体験でかなり面白かった。

 

 聴き手の皆さんも、トートバックがパンパンになるまでCDを買いまくっている人も見かけるほどで、音楽業界がとりわけフィジカル販売においては冷え切った状況の中、「ホンマか」と思える購買意欲を見せつけられ、これまた嬉しくなりました。

 おかげさまで弊部パソコン音楽クラブの物販も生産量がそもそも少なかったとはいえ、レコード等の手軽ではないものも含めて開始後1時間も経たないうちに完売と非常にありがたい結果となりまして、相方柴田氏とともに「マジかマジか」と飛び跳ねました。ご購入いただいた皆さま改めてありがとうございます。

 

 そんなこんなで参加者みんなほんまに音楽が好きなんやなあというのが伝わり、全体的に音楽好きのためのイベントとしてのあり方に嘘がない印象を受けて、個人的にもめちゃ楽しめました。

 というわけで次回秋M3。ぜひ出たいすね! 抽選通るとええなあ。